約 3,171,005 件
https://w.atwiki.jp/aketi/pages/272.html
徳川家康 【赤】 雑賀荘 ━ 関ヶ原 内応 【青】 烏城の戦い 石田三成 【赤】 雑賀荘 ━ 烏城の戦い 【青】 手取川 ~ 上田水 ━ 川中島 ━ 小田原 ━ 烏城の戦い 真田幸村 【青】 雑賀荘 ━ 大阪冬 ━ 烏城の戦い 雑賀孫市 【青】 手取川 ━ 帰雲城 ━ 大阪冬 ━ 烏城の戦い 黒田官兵衛 【赤】 戸次川思 、 耳川 ━ 背水 ━ 烏城の戦い 鶴姫 【赤】 戸次川思 or 耳川 ━ 石垣原 ━ 大阪冬 ━ 烏城の戦い 【青】 戦闘無挑戦状 ━ 三方ヶ原 ━ 小田原 ━ 奥州 ━ 川中島 ━ 金ヶ崎夢 ━ 烏城の戦い 大谷吉継 【赤】 厳島 ━ 烏城の戦い 前田慶次 【紫】 耳川 ━ 戸次川思 ━ 厳島 ━ 烏城の戦い 島津義弘 【赤】 石垣原 or 戸次川思 ━ 厳島 ━ 烏城の戦い 長曾我部元親 【赤】 烏城の戦い 風魔小太郎 【青】 能島(鶴) ━ 厳島 ━ 烏城の戦い 毛利元就 【赤】 ━ 烏城の戦い 本多忠勝 【青】 能島(鶴) ━ 中富川 ━ 大阪冬 ━ 手取川 or 金ヶ崎夢 ━ 烏城の戦い 【緑】 石垣原 ━ 厳島 ━ 烏城の戦い 【茶】 戦闘無 ━ 大坂紅 ━ 能島(賊) ━ 烏城の戦い お市 【青】 帰雲城 ━ 大阪冬 ━ 烏城の戦い 【緑】 恐山 ~ ━ 烏城の戦い 織田信長 【赤】金ヶ崎夢 ~ ━ 烏城の戦い
https://w.atwiki.jp/yasakor0novels/pages/54.html
設定-醍醐小太郎 トップページ>小説Index>設定・醍醐 小太郎 設定・醍醐 小太郎 こちらは、皆さんが投稿した醍醐 小太郎に関する当Novel sでのオリジナル設定です 【醍醐 小太郎】オリジナル設定 投稿してみよう! あなたの考えた醍醐 小太郎サンの設定を投稿してみよう^^ 1.おネェのヒロさんに気に入られてますw 2.新人クンのタクヤもヒロさんのお気に入り!? -- (カノン) 2009-08-01 20 51 38 名前 コメント すべてのコメントを見る イラスト展示室へ 上へ トップページ>小説Index>設定・醍醐 小太郎
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/24758.html
登録日:2010/03/19(金) 13 42 39 更新日:2024/06/25 Tue 18 27 53 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 「愛」すべき馬鹿 アンチ大河ドラマ ネタキャラ 一人雪組 上杉軍 不死身 主人公 伊丸岡篤 宴 戦国BASARA 武将 無敵 無敵←「敵」が「無」いのは、誰も相手にしないから 直江兼続 絶対無敵 雪組 魔王の最大の敵←なわけがない 「俺は無敵だ!貴様なんぞに負けるわけがない!」 「戦国BASARAシリーズ」の登場人物。 CV:伊丸岡篤 上杉軍の一番隊を任せられている無敵の武将。 自他共に認めるほどの無敵さを誇る武将で、一説では本多忠勝すらも凌駕する実力を持っていると思われている。 追記・修正お願いします △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- んなわきゃない 無印ではただのモブ武将だったが、2の「長谷堂城猛追戦」にていきなりモブキャラにして総大将を務め、開始早々からその無敵っぷりを発揮してくる。 ちなみにこの戦はシリーズ初にして現在唯一のモブ総大将である。 「ここで決めてやる!俺は無敵!」 「くそっ、負けるか!俺は無敵!」 「なんのこれしき!俺は無敵!」 しかしキャラ付けされたといっても所詮モブキャラなために奮戦虚しくあっさりやられてしまう。 「ぐわああああ!無敵なのにやられたあああ!」 (ちなみにこの後、敗走する上杉軍を救うために前田慶次が登場し総大将になるため、この戦はすぐ終わるわけではない) その他、上杉軍を相手にしたほぼ全ての戦でその無敵っぷりを発揮して立ち向かってくる。 しかし、何故か「春日山忍法帖」ではまともな台詞を喋り、その無敵っぷりが影を潜め、ただのモブへと成り下がってしまっている。 英雄外伝では新ステージ「手取川の戦い」にて登場。 けんしんさまに「いちばんたいはまかせましたよ」と一番隊を任せられた兼続がプレイヤーの前に立ちはだかる。 「俺は無敵の一番隊!」 「一番隊は、俺一人!」 「たった一人でも、俺は無敵!」 この威風堂々とした大喝に、味方武将も「無敵の者など、倒せるはずがありませぬ」と怖じ気づく。 しかし、あっさりとやられるため、「あ、あれ?弱いな」などと言われる始末。 一人一番隊とか遊んでないかけんしんさま お市のストーリーモードで倒すと第六天魔王が「凡下が!」と捨て台詞を吐く。 ちなみに、前田慶次のストーリーモードだと台詞が 「俺は無敵の1人雪組!」 「舞台の上でも、俺は無敵!」 に変わり、倒すとゴリラが唸る。 一人雪組とか遊んでませんかけんしんさま そして、「松永軍迎撃戦」を上杉軍でプレイする際の捕虜としても登場。 救われると「なんのこれしき!俺は無敵!」と叫ぶ。 ちなみに、この場面以外で彼が味方の時に「無敵!」と叫んだ場面が今のところ無いため、これはある種の彼なりの感謝なのだろうと思われる。 アニメでは6話にて初登場。機動戦士○ンダムの出撃を確認すると、「本多忠勝を討ち取り名を挙げよ!」と威勢よく突っ込んでいくが、瞬殺され吹っ飛ばされる。 もちろん、「ぐわああああ!無敵なのにやられたあああ!」と叫びながらである。 これで出番は終わりか…と思いきや、最終話にて直江兼続の代名詞でもある愛の兜を引っ提げてまさかの再登場を果たす。 台詞こそなかったものの、ファンを歓喜させた。 アニメ二期では3話にて登場。前田利家を相手に「俺は無敵の主人公!一年かけて名を上げた!上杉一番隊、直江かねつっぐっ!」と突っ込んでいくが、 「貴様なぞに負ける気がsぐはっ!」でやはり瞬殺されお馴染みの「無敵なのにやられたー!」の叫びをあげ吹っ飛ばされる。 ここで出番は終わりかと思われたが、最終話のEDにて仲良く縁側に座る謙信様とじっちゃんの前で、宮本武蔵と一騎打ちをする姿が描かれた。 ちなみに審判はかすが。やる気の無さを隠しもしていないが、律儀に『始め』の合図を手で行っていた。 勝敗は不明だが、まあ謙信様とじっちゃんの酒の肴にされているっぽい辺り、だいたい予想はつく。 プレイヤーキャラ化が望まれないキャラである(するなら姿形はこのモブなままで、という声もある)と思われていた…が、 ついに3で個別グラフィックがついてしまった上に地方領主に昇格してしまう。 登場ムービーも獲得。 「俺は無敵の主人公!一年かけて名を上げた!」)(*1) 絶対無敵 直江兼続 登 場 「無敵の俺がいる限り、川中島は絶対無敵!」 無敵が公式で固有名詞になり、川中島凍土戦でプレイヤー味方武将に 「軍神は不在…いるのは無敵のみ」 「無敵はともかく前田は危険」 と完全にナメられている。 上杉軍の中にすら 「慶次様が一番隊の隊長になればいいのに」 というものが現れる始末。 その慶次には近所の子供に負けたり犬に噛まれたところを目撃されている。 ともかく一年で知名度は上がったようだ。 ちなみに、ゲーム中の性能はそこらのモブ武将以下で、少し攻撃すると「ぐわあああ!主人公なのにやられたー!」とあっさり倒せる。 放置して陣大将殴ってても、気がつけば味方武将の攻撃で体力半分以下まで減っていることもままある。 そんな彼だが、三成の青ルートで川中島凍土戦をクリアすれば味方武将として選択できるようになる。 特殊効果は合戦終了時の戦利品が再抽選される確率があがる運招き。 宴では京都花火祭に登場。 「記録より記憶に残る主人公!」 「空の花火はまさに無敵!つまりあの花火は俺!俺は花火で無敵!」 やはりあっさり倒され花火とともに打ち上げられる。 「うわああああ!主人公なのに打ち上げられたああ!」 かすが「直江め…あんな体を張った余興をするなんて…!」 だがどうにも同じステージのかすがのポールダンスに喰われてる気がする。 ちなみに大友宗麟からラバーズ直江の洗礼名を与えられたが、本人はムテキ直江を名乗りつづけた。 「ぐああああああああ!!ムテキ直江なのにやられたああああああああ!!!」 そして最新作・4皇ではなんと無敵・直江兼続が操作可能。 衝撃のファンサービスに全国2000万人の直江ファンは歓喜にむせび泣いたとか。 といってもプレイアブルキャラに昇格した、というわけではなく… 合戦中、戦場に現れるルーレット兵や特定の陣を落とすことでルーレットが回転する演出が入り、「変化」のマスを引き当てるとランダムで「爆弾兵」「暁丸(長曾我部軍のカラクリ)」「直江兼続」のどれかに45秒間変身できるのである。 『つってもどうせ直江じゃん(笑)』と侮るなかれ。 なんと変身中はどんな敵でも一撃で撃破できるのだ。 巨大カラクリも戦国最強も第六天魔王も剣帝もみんな一刀のもとに斬り捨てる。 やはり無敵じゃったか…… ただし変身中にちょっとでも攻撃を受けて怯むと派手に吹っ飛んで即変身解除。 下手すると変身した瞬間に雑兵に斬られて終了、とかもありうる。 「無敵なのにいいいいい!!!」 やはり無敵(笑)じゃったか…… なお怯まなければいいので遊戯書「鋼のからだ」を装備したり、スーパーフィーバー中に変身できれば45秒間完全無敵のパーフェクト直江になれる。(フィーバー中はスーパーアーマーが付くため) ○攻撃モーション 敵として登場するときと同様、ほぼ全てモブ武将の使いまわし。 通常攻撃 刀(正式名称・無敵剣)を使った5段攻撃。 見た目よりやや範囲が広い…気がする。 固有技1 いわゆる喧嘩キック。 特筆すべき点なし。 固有技2 上へ切り上げる。 ジャンプキャンセルできるが、切り上げが当たった時点で敵は死んでいるため追撃を行う意味は限りなく薄い。 固有技3 大きく踏み込んでなぎ払う。 発生が早くリーチも長い主力技。 固有技4 力をこめてなぎ払う。 範囲はそれなりだが、溜めモーションがあるので注意。 固有技5 左右に切り払いながら後退する。 敵の攻撃をかわしつつ攻撃できる…のか? バサラ技(の真似) 「バサラ技あああ!!!無敵、一番剣!!!!!」 長い溜めのあと、渾身の力で無敵剣を振り抜く…と同時に無敵剣がすっぽ抜けて飛んでいく。 「無敵剣がっ!?………見たか!」 所詮真似なので無敵もなければ暗転もしない(多少画面が暗くはなる)。 発動できればかなり広範囲の敵を殲滅できるが、アーマー状態でない限りまず間違いなく横槍を入れられる。 なお発動後は残り時間に関係なく変身終了。 ちなみに運がいいと剣劇が出来る……かも? 愛 (ムテ皿キ)<追記・修正すれば、君も無敵! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] (ムテ皿キ)<ム~テキムテキムテキムテキムー! -- ラバーズ直江 (2013-10-31 09 48 19) 俺のムテキはァァアアアアアアッ!!我が上杉の最高武力の結晶であり誇りであるゥゥゥ! つまりすべての武将を超えたのだァアアアアア!!」 -- 松永さん (2013-10-31 09 57 27) 何気に劇場版BASARAにも出演してるしアニメBASARAでは皆勤賞なんだよね。 -- 黄泉傀儡 (2014-01-02 13 08 36) 絶対4でシュトロハイムネタやる -- 名無しさん (2014-01-12 12 24 41) ↑実際にシュトロハイムネタがあったよ。というか4の兼続は全体的にシュトロハイム臭くなってる(喋り方が) -- 名無しさん (2014-02-01 11 36 00) 俺、思い出号無しの大友宗麟には多分勝てないけど、無敵直江が相手なら素手で勝てそうだわ。 -- 名無しさん (2014-06-04 19 21 20) 4の登場ムービーで画面酔いしそうになったよ -- 名無しさん (2015-02-13 00 19 29) ↑2俺も勝てるわ。多分じゃなくて、絶対。 -- 名無しさん (2015-03-25 23 03 29) ↑3私でも素手で勝てるぞ??? -- 無双の直江兼続 (2015-05-16 09 11 14) ↑4 そんなん俺の犬でも勝てるわ -- 名無しさん (2015-06-29 01 42 42) お前ら無敵をなんだと思ってんだよ(泣) -- 名無しさん (2015-06-29 01 56 27) あの中で無敵を名乗れるんだら、メンタル面は無敵なんじゃないかw -- 名無しさん (2015-08-01 09 19 00) メンタル鋼ならある意味無敵。 -- 名無しさん (2021-12-29 09 20 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/5672.html
前ページ次ページ異世界BASARA 『それじゃあ、僕達は先に学院へ戻るとするよ』 氏政が昏睡状態から回復したので、ギーシュは魔法学院に帰っていった。 しかし、幸村は未だ目覚めない…… ギーシュと氏政が帰ってからも、ルイズは幸村の隣で起きるのを待っていた。 幸村の眠るベッドの隣にある椅子に腰掛け、一生懸命に何かを編んでいた。 と、カチャリと扉の開く音がした。 「ルイズ、入りますよ?」 開いた扉から、中にいるルイズに声を掛けながら誰かが入ってくる。 聞き覚えのある声にルイズは振り向くと、トリステインの王女であるアンリエッタがいた。 笑顔こそ浮かべていたものの、どこか哀愁を漂わせた表情であった。 「ひ、姫殿下!?」 ルイズは咄嗟に編んでいた物を後ろ手に隠した。が、はみ出た編み棒がアンリエッタからも見えてしまっていた。 「ユキムラさんに?」 「い、いやあの……これは……」 「そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃない。きっとユキムラさんも喜ぶわ」 ルイズはモジモジしながら赤くなった顔を伏せた。 「やだ、私ったら忘れてしまう所だったわ」 アンリエッタは我に返ると、ルイズに一冊の本を手渡した。 「姫殿下、これは一体」 「始祖の祈祷書よ」 ルイズは驚いて渡された本をまじまじと見る。 始祖の祈祷書といえば、王室に伝わる伝説の書物である。 そんな国宝級の書物を何故自分に渡すのだろうか。 「私がゲルマニアの皇帝と結婚するのはもう知っているでしょう?その式で、詔を読み上げる巫女を用意しなければいけないのですが……」 アンリエッタは一呼吸置くと、ルイズを見て言った。 「その巫女の役をルイズ、あなたにやって欲しいの」 「はぁ……ってええっ!わ、私がですか!?」 「あ、もちろん草案は王宮の者がちゃんと推敲するのよ。大変かも知れないけど……でも、私は親友のあなたにやってほしいの」 アンリエッタは不安そうにルイズを見つめた。 きっと、姫殿下は自分の事を信頼してくれているからこの役目をお願いしているのだろう。 ならば、自分は彼女の親友として応えなければいけない。 「わかりましたわ。この役目、謹んで拝命いたします」 ルイズはアンリエッタに微笑みながら言った。 場面は変わり、トリステイン魔法学院…… 「うわあぁぁぁぁ~~持病の水虫じゃあ~~!!!」 早朝の学院に、氏政の叫び声が響き渡る。 その叫びを合図に、各部屋の生徒達が不機嫌そうに起き始めた。 最早恒例となってしまったこの氏政と、今は王宮で眠っている幸村の雄叫びは起床の合図代わりになっていた。 特に、氏政は朝、昼、晩と必ず決まった時間に叫ぶ為、最近ではそれに合わせて昼休み、就寝となっている始末だ。 そして、いつもならこの後にギーシュが飛び起き、氏政に文句を言ってくるのだ。 しかし、部屋はしんと静まり返っていた。 氏政は無言で部屋を見回すと、ギーシュの姿が見当たらない。 「……あいつめ、また外じゃな」 むくりと体を起こし、腰を擦りながら氏政は部屋を後にした。 魔法学院の「風」と「火」の塔の中間にある「ヴェストリの広場」。 幸村とギーシュが決闘をした人気のないこの場所にギーシュはいた。 「あ、そーれ!ふん!ふんっ!あ、そーれ!ふん!ふんっ!」 そこでギーシュは、一心不乱に腹筋を繰り返していた。 「これで……ふん!20回……!新記録だ!ふんっ!!」 汗だくになりながら、ギーシュは腹筋を繰り返している。 ――今よりも、もっと強くなる―― あのアルビオンの港での戦いで、自分の未熟さを実感した。 そしてトリステインに帰ってから、彼は強くなる事を決心したのである。 とはいえ、今まで特訓などあまりした事のないギーシュは何をすればいいのか良く分からなかった。 そこで、とりあえず体力をつけようと朝の運動を始める事にしたのだ。 「今日も精が出とるのぉ」 腹筋を続けていたギーシュの後ろから声がした。氏政だ。 「ウジマサ……かい!?悪いけど、ふん!話し掛けないでくれ、たまえっ!!」 ぜえぜえと息を切らしながらギーシュは言った。 「無駄な事じゃと思うが……まぁ頑張るが良い。わしは朝飯を食いに行っとるぞ」 ギーシュは腹筋に集中しているのか、氏政の声が耳に入っていないようだ。 氏政はそれを横目に、ヴェストリの広場を後にした。 食堂に向かう道中、氏政は先程のギーシュを見て思った。 (ふん、初めて会った時から随分と立派になりおったな……) ふと、今までのギーシュの行動を思い返してみる。 正直、頼りない奴だと思っていたが、意外に芯のある男だ。 「じゃが、戦は体だけ鍛えれば勝てる訳ではないぞ。頭を使わねば勝てん」 ギーシュのいる広場の方を振り返り、彼に言い聞かせるように呟いた。 「それに気づかねばいか「ゴオオオオォ!」ふぎゃああぁ~!!!!」 「ん?忠勝、今何かいなかったか?」 「……??」ウィーン? 学院の厨房は、食堂から離れた中庭にある。 生徒達の食事を作るだけでなく、コック達の団欒の場にもなっていた。 その厨房から何やら老人の怒鳴り声が聞こえてくる。 「お前は!わしに何ぞ恨みでもあるのか!?いきなり忠勝で踏みつけおって!」 「す、すまん。それがしいつも気をつけてるんだが……」 怒鳴っているのは背中を擦りながらパンを齧る氏政。 謝っているのは利家であった。 利家が謝っているのはついさっきの出来事が原因である。 氏政がギーシュより先に食堂に行こうとしていた時、利家を肩に乗せた忠勝が上空から降りてきたのだ。 哀れ、氏政は降ってきた忠勝に思いっきり踏みつけられたのである。 しかし忠勝に踏まれたにも係わらず、重体になっていない氏政……このじじい頑丈である。 「でも凄いです!タダカツさんに踏まれて怪我ひとつもないなんて!」 食後のお茶を持ってきたシエスタが、カップを配りながら感嘆の声を上げる。 氏政もすこし恥ずかしいのか、髭をいじりながら注がれたお茶を飲んだ。 「……それで、前に言っておった南蛮人の事を聞き込みに言っておったのか?」 「……うむ」 利家は沈んだ表情で応えた。この様子だと何も情報は得られなかったようだ。 (やはり無理なのかな……) 利家の口からはぁ~~と溜め息が漏れる。 「トシイエさん、まだ探している人の手かがりが見つからないんですか?」 そこに、お茶のお代わりを持ってきたシエスタがやって来た。 「うむ、まったくな……だが帰る方法は必ずある筈なんだ」 お茶を受け取り、利家は応える。 「よーし!それがしもっともっと頑張るぞー!!」 「その意気ですよ!諦めないで頑張りましょう!!」 ぐいっとお茶を飲み干し、利家は力強く言った。 そうだ、何を弱気になっているんだそれがしは…… まつはきっと信じて帰りを待っている。 それにシエスタも応援しているし、忠勝だって手伝ってくれている。 なのに、それがしが弱気になっては駄目じゃないか!! 「あの、トシイエさん」 「ん?」 「その探している人ってどんな人ですか?」 と、シエスタが唐突に問い掛ける。 利家がここまで必死に探す人物である。 シエスタは彼の探し人が、一体どんな人なのかが気になったのだ。 「そういえばまだ話してなかったなぁ。ええと、そいつの名前はザビーって言うんだ」 「ザビー……ですか?」 名前を聞いたシエスタは俯いて首を傾げた。 「え、えーとな、ザビーっていうのは目が2つあって、鼻の穴も2つあって……」 利家は必死に説明するが、シエスタは首を傾げたまま考え込んでいる。 横で氏政が「そんな奴大勢いるじゃろうが」とツッ込んでいた。 「すまん、やっぱり知らないよなそんな南蛮人……」 そう言って、利家は近くにあったパンを齧った。その瞬間 「あああぁぁーーっ!!!!」 と、いきなりシエスタが素っ頓狂な声を上げて叫んだ。 「どどど、どうしたシエスタ!?これ食べちゃ駄目なやつだったのか!?」 いきなりシエスタが叫んだ為、利家は慌てて齧っていたパンを皿に戻した。 だが彼女が声を上げたのは利家がパンを食べたからではない。 思い出したのだ。子供の頃のある出来事を。 「そのザビーさんって、頭がツルツルの人じゃないですか?」 「……お?」 利家の目が丸く見開かれる。 「そ、それで黒い修道服を着ていて、大柄で……」 「お、おお!おおおお!!!!」 シエスタの言葉を聞く度に、利家の心はどんどん昂ぶっていく。 そして、決定的な一言をシエスタは言い放った。 「でっかい大砲を持った変な人じゃないですか!?」 「そいつだあああぁぁぁぁぁーーー!!!!!!!」 「というかの……先ず身近にいる者から聞かんかい……」 シエスタと利家が盛り上がっている中、すっかり忘れられている氏政がいじけながら呟いた。 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/7339.html
前ページ次ページ異世界BASARA 火竜に跨ったアルビオンの竜騎士達は、村の家々に火を付けて回った。 元々、メイジに対抗する事なんて出来ない平民達。しかも相手はかの有名なアルビオンの竜騎士隊である。 タルブの村人は、ただ悲鳴を上げて逃げ惑うしかなかった。 容易い仕事だと、竜に乗る騎士の1人が思い、次の家に火を付けようと高度を下げた。 「必殺!!!!」 突然であった。 頭上からの声に騎士は顔を上げた時、彼は既に得物を眼下の敵に振り下ろしていた。 「無敵斬りいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」 振り下ろされた刀は、恐るべき切れ味で騎士と、火竜の体を一度に真っ二つにした。 容易い仕事と余裕を決め込んでいた騎士の1人は、その生涯をここで閉じてしまった。 「わしがいる限り!この村を目茶苦茶にする事は許さん!! 無敵の力を恐れぬ者は、かかって来いいぃぃぃーー!!!!」 彼……シエスタの父は地面に着地すると、空を飛び回る竜騎士達に向かって叫んだ。 しかし運が悪かったのか、それとも彼の家系の宿命なのか…… 彼の活躍はこの後続く事はなかった。 「ぬぅ?」 ふと、一体の風竜がこちらに近づいて来るのが目に止まった。 「無敵のわしと一騎打ちをする気か?面白い!!」 刀を構え、竜騎士に向かって彼は名乗りを上げた。 「わしは無敵じゃあ!ちょっとでかいトカゲ如きに負ける筈がな」 彼が迫り来る竜騎士に名乗りを上げていた最中であった。 竜が、突如スピードを上げたのだ。 彼の元いた世界には竜などいなかった。 その為、それがスピードに優れた風竜だと分からなかったのである。 (速い!?) 彼は避けようとしたが、竜の方が素早かった。 竜は彼を咥え上げると、そのままグングンと高度を上げていった。 「うおおぉぉぉ!?」 竜に咥えられて空高くまで連れて来られると、突然彼を勢いよく放り投げた。 「む、む、無敵のわしが……」 彼が叫んだ時には、竜に乗った騎士……“閃光”のワルドはウィンド・ブレイクの呪文を完成させ、放っていた。 「吹き飛ばされるだとおおぉぉぉぉぉ~~!!??」 その呪文の直撃を受け、シエスタの父は自身の言った通りに吹き飛ばされてしまった。 結局、彼の活躍は竜騎士1人を倒したところで終った。 無敵なのにやられてしまったのだ。 トリステインにある急報がもたらされる少し前…… ルイズは、眠っている幸村の隣で本を開いていた。 といっても、その本には文字も絵も書かれていない。国宝の始祖の祈祷書である。 ルイズはこの祈祷書を手に、アンリエッタの婚礼の詔を考えていた。 だが、どうしても言葉が浮かんでこない。 いや、そもそもルイズは祈祷書を開いてはいるものの、別の事を考えていたのだ。 それは……今もベッドで眠っている自分の使い魔……幸村の事である。 あれから幸村はずっと眠り続けている。まったく目を覚ます気配がないのだ。 治療にあたったメイジは一命は取り留めたとは言っていたが…… “もしかしたら、このままずっと目を覚まさないのではないか?” 白紙のページを見ながら、ルイズの心中に嫌な考えが過る。 そんな訳ないと、ルイズは首を激しく振って今思った事を忘れようとした。 そして、再び始祖の祈祷書に目を戻した。 (……あれ?) と、祈祷書を見たルイズは首を傾げる。 白紙である筈のページに、一瞬文字のような物が見えたのだ。 ルイズはもう一度目を凝らしてそのページを見つめる。 その時だった。急に外が騒がしくなったのは…… トリステインの王宮に、国賓歓迎のためラ・ロシェール上空に停泊していた艦隊が全滅したという報せがもたらされたのは、それからすぐのことであった。 ほぼ同時に、アルビオン政府から宣戦布告文が急使によって届いた。 不可侵条約を無視するような、親善艦隊への理由なき攻撃に対する非難がそこには書かれ、 最後に『自衛ノ為神聖あるびおん共和国政府ハ、とりすていん王国政府ニ対シ宣戦ヲ布告ス』と締められていた。 ゲルマニアへのアンリエッタの出発でおおわらわであった王宮は、突然のことに騒然となった。 「タルブ領主、アストン伯戦死!」 「偵察に向かった竜騎士隊、帰還せず!」 「1人で奮戦していた村民も行方が分かりません!!」 「そんな平民はどうでもいい!!アルビオンから何か連絡はないのか!?」 次々と情報が王宮内に入ってくるが、会議は一向に進まず、不毛な議論を続けるばかりであった。 怒号が飛び交う中、アンリエッタの心にはある男の言葉が浮かんでいた。 “兵に守られるのが総大将ではない。兵を守るのが総大将だ。それを忘れるな” そしてあの日、自分はこう誓った。“自分は勇敢に生きよう。勇敢に生きて、皆を守ろう。”と…… そう決心した筈ではなかったのか? 愛するウェールズが勇敢に死んでいったのならば…… 自分は勇敢に生きて、皆を守ると…… 「……あなた方は、恥ずかしくないのですか」 アンリエッタは静かに、だが強い意志を込めた声で、議論を続ける重臣達に言った。 「国土が敵に侵されているのですよ。ここで議論を続けるより、もっとやらねばならない事があるでしょう」 王女の言葉に、その場がシンと静まり返る。 重臣の1人が、おもむろに口を開いた。 「し、しかしこちらの誤解やも知れませぬぞ。ここは先ずアルビオンに特使を派遣して話し合いの場を設けてから……」 「そんな話をしている間に!1人で戦っていた民が行方知れずになったのですよ!!」 アンリエッタはドンッ!と強くテーブルを叩いた。 その音と彼女の迫力に、一同はビクッと体を震わせる。 「あなた方は怖いのでしょう?アルビオンは大国、反撃に出たとしても勝ち目は薄い……敗戦後、責任を取らされるであろう、反撃の計画者になりたくないというわけですね?」 重臣達は答えない。いや、反論出来なかった。 殆どの者が彼女の言う通り、自身の保身を考えていたからだ。 アンリエッタは一度皆を見回すと、深く息を吸って言った。 「ならば私が戦います。あなた方はここで終らない会議を続けていなさい」 「「「な!何ですとおおぉぉ!!??」」」 アンリエッタの言葉に、一同は一斉に叫んだ。 「いけませぬぞ姫殿下!!お輿入れ前だというのに!!」 マザリーニが必死でアンリエッタを押し留めようとするが、もはや叶わない。 「あなたが結婚なさい!!結婚よりも、民を守る方が重要です!!」 そう言って、アンリエッタは会議室から駆けだして行った。 会議室から飛び出したアンリエッタは、中庭に向かっていた。 「姫殿下!」 と、急ぐアンリエッタの元へルイズが駆け寄ってきた。 「はぁはぁ……姫殿下、アルビオンが宣戦布告したというのは本当ですか!?」 肩で息をしながらルイズはアンリエッタに尋ねた。 「はい、どうやら彼等は最初から約定を破るつもりだったようですね」 「そんな……」 ルイズは言葉を失う。 しかし、アンリエッタは落ち着いた様子で話し出した。 「これから、アルビオンとの戦いが始まります。あなたは実家に戻った方が良いでしょう」 アンリエッタはルイズにそう勧める。 だが、ルイズは首を横に振った。 「……姫殿下……殿下はこれから戦いに行くのですね?」 「……トリステインの王女として、私は前線で指揮を取るつもりです」 「ならば、私も一緒に戦わせて下さい」 ルイズの言葉に、アンリエッタは驚く。 「私の使い魔……ユキムラだってきっとそう言うと思います」 「ルイズ……」 (そうでしょう?ユキムラ……) 未だ目覚めぬ使い魔に言うように、ルイズは心の中で呟いた。 アルビオンの宣戦布告がトリステイン魔法学院に届いたのは、翌日の事であった。 これを受けた学院長のオスマンは無期限の学院休校を行った。 「遂に……僕の特訓の成果を見せる時がきた!」 多くの生徒が実家に帰る予定の中、ギーシュは1人戦う決意を胸に燃やしていた。 「戦争ですって、私達も実家に帰るしかなさそうね」 オスマンの話を聞いていたキュルケは髪を弄びながら、利家に言った。 「……?トシイエ?」 だが利家が返事をしない。 気になったキュルケが目を向けると、いつもの彼らしくない、険しい表情で考え込んでいる。 「……タバサ。忠勝と王宮に行っていいか?」 しばらく考え込んでいた利家は、顔を上げるやいなやタバサに言った。 一方、トリステイン王宮…… この王宮の一室で、幸村は未だ深い夢の中にいた。 (……むら…………幸村) 深いまどろみの中にいる幸村を誰かが呼んでいる。 懐かしい……とても懐かしい声だった。 (目覚めよ……目覚めるのじゃ幸村) 再度その声を聞いた幸村は、カッと目を開く。 そこに立っていたのは、大牛を思わせるような兜を被った大男だった。 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/161.html
【名前】犬上小太郎 【出展】魔法先生ネギま! 【種族】狗族と人間のハーフ 【性別・年齢】男、10歳(ネギと同い年 もしかしたら9歳かも) 【外見】黒髪、作中では必ず黒の学ラン。 犬ミミとしっぽが生えてる(初登場時はこの耳を隠すためにニット帽ぽいのを被ってた) 【性格】戦う事が好きな戦闘狂って感じ。負けず嫌いでネギの事をライバル視しているが、嫌っているわけではない 戦いは男の仕事と割り切ってるフェミニストで女性を攻撃できない。 パートナー(女性)に守られてる西洋魔術師(魔法使いのこと)を毛嫌いする。 【口調】一人称「俺」、二人称「お前」 【特異能力】自分の影から狗神(狗の式紙)を出して操る、影分身等の忍術、瞬動術、獣化 【備考】捨て子だったので小さい頃から「ヤバイ仕事」をしてるらしい。詳細不明 基本は狗神と肉弾戦を組み合わせて戦う 元々は関西呪術協会の狗神使いだったが、とある事件に加担したとして協会総本山の反省室送りに その後脱走し、赦免されて麻帆良学園に転校してきた 影分身は7体が最高らしい
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/1919.html
前ページ次ページ異世界BASARA 「これより、今年度の使い魔のお披露目を行います!」 コルベールが高々に宣言する。遂に品評会の日が来たのだ。 壇上に上がった2年生は使い魔の芸を学院の生徒、そしてアンリエッタ王女に披露している。その度に拍手が沸き上がった。 だがキュルケの番がきて壇上に立った時、生徒達から失笑が漏れる。 「キュルケ殿、何でそれがし笑われているんだ?」 利家は不思議そうに問い掛ける。 「気にしなくていいわ、練習でした通り、空に向かって思いっきり吹きなさい」 キュルケの言葉に利家はおう!と答えると腰に下げた瓢箪を口に含み、空に向かって吹いた。 すると利家の口から火炎が吹き出したではないか。 それはルイズが中庭で見たものよりさらに大きく、もはや火柱のようであった。 それを見て、今まで失笑していた生徒達は歓声を上げる。 利家の火炎の一吹きで見事にこの場を盛り上げたのだ。 その次はギーシュと氏政である。 ギーシュは最初、本当に大丈夫だろうかと心配だった。 「心配するでない!ちゃんと思い出せたわ!」 そう氏政は言っていたがギーシュは不安で仕方がない。 だが、そんな不安も壇上に立って彼が言っていた「北条家秘奥義」を見て全て消え去った。 氏政が槍を床に突き刺すと、そこから巨大な氷柱が突き出てきたのだ。 何の詠唱もなしに魔法を使ったと見学席からは大きな拍手が上がる。 これにはギーシュも驚きを隠せず、彼を少し見直す事となった。 ただ、その後に氏政が今にも天に召されそうな安らかな笑顔で倒れたのにはまいっていたが… タバサは「起動形態」に変化した忠勝に乗り、空を飛び回った。 その迫力に生徒だけでなく、教師達も圧倒する。 ちなみに、アンリエッタはオスマンに教えられるまで忠勝が人間である事に気づかなかった。 「雪風のタバサでした。続きましてミス・ルイズ・ド・ラ・ヴァリエールです」 遂にルイズと幸村の番が来た。 ルイズの為…自分の持つ最大の技を出しきる… 幸村は再び気合を入れ、ルイズと共に壇上に立った。 「…しょ、紹介します!私の使い魔のサナダユキムラです!種族は…へ、平民です!」 普通ならここで爆笑が起こる筈だが今回は違う。むしろどんなものを見せてくれるのか期待している眼差しを向けていた。 理由はルイズ達より先に出ていた3人がおよそ平民とは思えぬ技を披露したからである。 「で、では今からこの使い魔が自慢の技を御見せします。ユキムラ、いい?」 「はっ!我が槍、我が闘志、御覧あれ!!」 幸村は一歩前に出ると二槍を手に取り、精神を集中する。 そして大きく息を吸うと、カッと目を開いて叫んだ。 「……でぇぇぇやあぁぁぁぁ!!火焔!車ああぁぁーっ!!!!」 開口一番にそう言うと、槍を振り回し、自身も回転し始める。 すると幸村の周りで炎が渦巻き、まるで竜巻のようになっていった。 初めは小さかったが、それも回転が増すにつれ大きくなり、生徒や教師も感嘆の声を上げた。 「ほぉ!平民だと思ったがこれは………………ん?」 「や、やれば出来るじゃない!少し見直したわよユ………あれ?」 だが感嘆していた教師達も、幸村を見直していたルイズもある危険を感じ取った。 ここで、「火焔車」ついて説明しよう。 この技は真田幸村の切り札とも言える技で、二槍で炎を巻き起こしながら前進する。 そして進行方向にある敵を攻撃するのだ。 もう一度言おう。炎を巻き起こしながら“ 前 進 ”するのである。 「うわあああこここっちに来たあぁぁ!!」 そう、何と幸村は見学席に向かって突き進んでいったのだ。 「逃げろ!燃やされるぞ!」「熱ちちマントが燃える!」「く、来るな!来るでなぁーい!」「飛んでタダカツ」「…!…」 見ていた者は身の危険を感じ、席を立って散り散りに逃げ始めた。 「ユ、ユキムラ止まって!止まりなさいってば!!」 我に返ったルイズは止めようと声を掛けるが、全く耳に入っていない。 その間にも幸村は火焔車で会場を破壊し続けていった。 会場が幸村のせいでパニックになっている頃、反対側の広場に1人の女がいた。 (好都合だね…あの使い魔が騒ぎを起こしてくれたおかげで楽に仕事が出来そうだよ) 被ったフードから見える口元に笑みを浮かべ、地面に手をつくと呪文を唱える。 詠唱を終えると、足元の地面が盛り上がり、巨大になるにつれて人型に形成される。 あっという間に土で出来た30メイル近いゴーレムが出来上がった。 女は出来上がったゴーレムの頭上に乗り、学院の塔の方に目をやる。 「物理的な攻撃なら効き目ありって言ってたわよね…ゴーレム!」 女が叫ぶのを合図にゴーレムは拳を振り上げ、塔の壁を攻撃し始めた。 「あーあ…結局勝負は有耶無耶になったわねぇ…」 キュルケは周りを見回してそう呟いた。 品評会の会場は酷い有り様だった。 見学席は幸村によって破壊され、何人かの生徒は火傷を負っている。 氏政に至っては「ご先祖様方が勢揃いじゃぁ~…」と、本日2度目の臨死体験をしていた。 「まったく…どうしようもない生徒だと思っていたが…使い魔も屑だな」 火焔車で暴れる幸村を風の魔法で止めた教師、「疾風」のギトーが嫌味を込めて言い放つ。 と、魔法で吹き飛ばされ、気絶していた幸村は意識を取り戻した。 「幸村、気がついたか?」 「むぅ…前田殿か?拙者は何を…」 辺りの惨状を見て戸惑う幸村に、ルイズの姿が目に止まる。 顔は伏せている為、表情は見る事が出来ない。しかし怒っているように幸村は感じた。 「ル、ルイズ殿…その…申し訳…」 パチイィィン… 謝ろうとした幸村の頬に、ルイズのビンタが飛んできた。 「馬鹿っっっっっ!!!!!」 ただ一言そう叫ぶと、ルイズはその場から走り去ってしまった。 後には、ショックで固まっている幸村が残されている。 「幸村、ルイズを追え。ここはそれがし達が片付ける」 呆然としている幸村に、利家の声が響いた。 そうだ、これは自分の不覚。しっかりと彼女に謝罪せねばならない… 利家の声に我に返ると、ルイズが走っていた方へ駆け出した。 何て事をしてしまったんだ…生徒や教師だけでなく、姫様まで危険な目に遭わせた。 ルイズは目尻に涙を浮かべながら歩いていた。 だが、しばらくすると今度は自責の念にかられる。 (やっぱり私が謝った方がいいのかしら…) そんな事を考えていたが、それは中断せざるを得なくなった。 塔の壁を殴りつけている巨大なゴーレムが目に入ったからだ。 「チッ、思ったより頑丈に出来てるじゃないか」 壁を何度か叩いた後、ゴーレムに乗った女は舌打ちをした。 さっきまで聞こえていた悲鳴も止んでいる、どうやら騒ぎが沈静化したらしい。 つまり、もうあまり時間を掛けていられないという事だ。 モタモタしていたら気づかれる可能性がある、一度出直してまた機を伺うしかないと女は考えた。 「な、何これ!?」 だが残念な事に、この行動は現れたルイズに見られていた。 (あれは無能なヴァリエールの小娘…こんな時に!) ゴーレムの足元から聞こえた声に、女は心の中で悪態をつく。 「見られたからにはしょうがないわね。ゴーレム、あの女を潰しな!」 命令を受けたゴーレムは唸り声のような音をたてると、ゆっくりと腕を持ち上げる。 ルイズはというと蛇に睨まれた蛙のように、固まって動けなくなってしまったのだ。 そんな彼女に、ゴーレムは容赦なくその腕を振り下ろした。 ルイズは思わずヒッ、と小さな悲鳴を上げ、目を瞑る。 「ルイズ殿おおぉぉぉぉぉぉ!!!!」 だが目を瞑っていたルイズにきた衝撃は上からではなく、予想外の横からだった。 驚いてルイズは目を開けると、そこにはゴーレムの拳を両手で受け止めている幸村の姿があった。 「ユキムラ!」 「ぬ、ぬおおぉぉぉぉぉ…!」 幸村は迫りくるゴーレムの腕を必死の形相で受け止めている。しかし少しずつゴーレムに押されてきている。 「ぉぉおお!どりゃあぁっ!!」 だが幸村は気合を入れると、その腕を一気に押し返した。 「ルイズ殿!先程はすまなかった!下がっておられよ!」 手早くルイズに謝ると、幸村は二槍を手に取り、ゴーレムを見上げる。 「むむむ、何と面妖な…これも使い魔というものでござろうか…」 思案にふけっていたが、ゴーレムがまた腕を持ち上げたので戦闘態勢をとる。 ふと横を見ると、ルイズが杖を構えて立っているではないか。 「危険にござる!御自身の御命、大切になされ!」 「いいい嫌よ!敵に背を向けて逃げるなんて出来ないわ!」 幸村の言う事を拒み、ルイズは呪文を唱え始める。 一度言ったら中々聞かない事を共に生活していく内に知っていた幸村はそれ以上何も言わず、視線をルイズからゴーレムに移す。 ゴーレムの腕が今正に振り下ろされようとしていた。 「うぅぅおおおおおあぁぁー!」 獣の如く吼えて駆け出した幸村目掛けてゴーレムは拳を叩きつける。 それを幸村は槍を使って棒高跳びの要領で跳躍し、空中へと逃げる。 さらに、地面にめり込んでしまったゴーレムの腕を伝い、肩に乗る女へと向かって駆け上がる。 それをゴーレムは腕を地面から抜いて振り回し、幸村を振り落とそうとする。 しかし幸村はもう一度腕から飛び上がって女の真上に到達した。 「くっ!しまった!」 「もらったぁぁっ!!」 ここからなら一気に討ち取れる、幸村はそう確信した。 「ファイヤーボール!!」 ところが、槍を突き出した幸村の目の前が真っ白に光り、その後に大きな衝撃がきた。 前ページ次ページ異世界BASARA
https://w.atwiki.jp/codeofjoker/pages/2791.html
Ver. 2.0EX3 カードNo. 2‑0‑319 種類 ユニット レアリティ C 名称 疾風の小太郎 属性 緑 種族 忍者 CP 3 BP 5000/6000/7000 アビリティ ■選略・乱破衆筆頭このユニットがフィールドに出た時、以下の効果から1つを選び発動する。 ①:あなたの【忍者】ユニットに【不屈】を与える。②:あなたの【忍者】ユニットに【秩序の盾】を与える。 【忍者】にキーワード能力を付与するユニット。 いずれもフィールド効果ではなく永続付与である。 主にデッキ全体の弱点を補う役割として採用することになる。 ただし、攻撃的な運用になる忍者?デッキにおいて守りを強化するのはテンポロスになる恐れもある。 フレーバーテキスト 隠れ里からやってきた少年忍者。修行中の身でありながら里を抜け出したため、めちゃくちゃ叱られる運命にある。 ユニットボイス タイミング ノーマル フォイル ■選略① 目ん玉ひん剥け! 先に謝っとくぜ! ■選略② いっちょやりますか! 悪く思うなよ! アタック そぉらっ! わりぃな! 関連項目 共通モデル・モーション風魔小太郎
https://w.atwiki.jp/sengokubasara/pages/12.html
戦国BASARA アニメ総合 第七十六陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1306600196/ 戦国BASARA アニメ総合 第七十五陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1303630429/ 戦国BASARA アニメ総合 第七十四陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1302252164/ 戦国BASARA アニメ総合 第七十三陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1299609249/ 戦国BASARA アニメ総合 第七十二陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1297161639/ 戦国BASARA アニメ総合 第七十一陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1295313568/ 戦国BASARA アニメ総合 第七十陣 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1288756660/ 戦国BASARA弐 第六十八陣(第六十九陣) http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1285860660/ 戦国BASARA弐 第六十七陣(第六十八陣) http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1285489970/ 戦国BASARA弐 第六十七陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1285490118/ 戦国BASARA弐 第六十六陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1284896481/ 戦国BASARA弐 第六十五陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1284430308/ 戦国BASARA弐 第六十四陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1283948568/ 戦国BASARA弐 第六十三陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1283687978/ 戦国BASARA弐 第六十二陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1283088499/ 戦国BASARA弐 第六十陣(第六十一陣) http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1281923270/ 戦国BASARA弐 第六十陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1281921888/ 戦国BASARA弐 第五十九陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1281538606/ 戦国BASARA弐 第五十八陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1280963251/ 戦国BASARA弐 第五十七陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1280648860/ 戦国BASARA弐 第五十五陣(第五十六陣) http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1279474929/ 戦国BASARA弐 第二陣(第五十五陣) http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1278915161/ 戦国BASARA弐 第五十四陣 http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1278837112/ 戦国BASARA弐 第一陣(第五十三陣) http //kamome.2ch.net/test/read.cgi/anime/1278193549/ 戦国BASARA 第五十二陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1277565598/ 戦国BASARA 第五十一陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1275649987/ 戦国BASARA 第五十陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1270984816/ 戦国BASARA 第四十九陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1267195877/ 戦国BASARA 第四十八陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1263796250/ 戦国BASARA 第四十七陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1259628676/ 戦国BASARA 第四十六陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1255752146/ 戦国BASARA 第四十五陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1254070544/ 戦国BASARA 第四十四陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1252062150/ 戦国BASARA第四十三陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1250339212/ 戦国BASARA第四十二陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1249038233/ 戦国BASARA第四十一陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1247726923/ 戦国BASARA第四十陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1246977144/ 戦国BASARA第三十九陣 http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1246326708/ 戦国BASARA 第三十七陣(第三十八陣) http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime2/1245515565/ 戦国BASARA 第三十七陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1245515417/ 戦国BASARA 第三十六陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1245421579/ 戦国BASARA 第三十五陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1245264321/ 戦国BASARA 第三十三陣(第三十四陣) http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1244780402/ 戦国BASARA 第三十二陣(第三十三陣) http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1244546043/ 戦国BASARA 第三十二陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1244546139/ 戦国BASARA 第三十一陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1244259502/ 戦国BASARA 第三十陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1244052335/ 戦国BASARA 第二十九陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1243699441/ 戦国BASARA 第二十八陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1243513538/ 戦国BASARA 第二十七陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1243342988/ 戦国BASARA 第二十六陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1243057890/ 戦国BASARA 第二十五陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1242893295/ 戦国BASARA 第二十四陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1242648239/ 戦国BASARA 第二十三陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1242461749/ 戦国BASARA 第二十二陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1242316154/ 戦国BASARA 第二十一陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1242152336/ 戦国BASARA 第十九陣(第二十陣) http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241969133/ 戦国BASARA 第拾玖陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241842596/ 戦国BASARA 第拾捌陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241703752/ 戦国BASARA 第拾漆陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241528692/ 戦国BASARA 第拾六陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241285829/ 戦国BASARA 第拾五陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241200545/ 戦国BASARA 第拾四陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1241034769/ 戦国BASARA 第拾参陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1240717920/ 戦国BASARA 第拾弐陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1240584819/ 戦国BASARA 第十一陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1240374722/ 戦国BASARA 第十陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1240059728/ 戦国BASARA 第玖陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1239935874/ 戦国BASARA 第八陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1239706006/ 戦国BASARA 第漆陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1239471152/ 戦国BASARA 第六陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1239386653/ 戦国BASARA 第伍陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1239204715/ 戦国BASARA 第参陣 (第肆陣) http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1238782700/ 戦国BASARA 第参陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1238782655/ 戦国BASARA 第弐陣 http //hideyoshi.2ch.net/test/read.cgi/anime/1238085545/ 戦国BASARA (第壱陣) http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anime3/1223375473/
https://w.atwiki.jp/sohomon/pages/304.html
風魔・小太郎 種族:走狗 襲名:風魔・小太郎 所属:小田原学院 最新型、忍者少女 風魔陣 顔なしの重武神と自動人形を遠隔操作 コメント すべてのコメントを見る